第69回情報リテラシー連続セミナー@東北大学を開催しました

 第69回情報リテラシー連続セミナー@東北大学は、オンライン会議システムZoomを活用して開催されました。

 第69回はモチベーションワークス株式会社 部長 阿部智(あべ さとし)さんより、「フルクラウドがもたらす教師の働き方」としてご講演いただきました。阿部さんは昨年まで大手通信事業者で教育分野を担当されていて、対面で行われていた連続セミナーにもよく来てくださっていたので、今回のご講演をとても楽しみにしていました。

 現在、阿部さんがお勤めになられているモチベーションワークスは、学校のあらゆる「負」を解放することをモットーに、フルクラウド統合型校務支援システム「BLEND」によって、教員の校務をもっと簡単に、スマートにして、より良い教育を実現しようという会社です。

 まず、クラウドとはどういうものなのか、クラウドとフルクラウドはどう違うのか、なぜ今フルクラウドが必要なのか、ご自身も東京の会社に仙台からフルリモートでさまざまなクラウドツールを活用して働かれている阿部さんの体験も交えてのお話は、学校だけに留まらない現実的でかつ働き方の改善に向けての期待が膨らむものでした。

 また、学校に場所にとらわれずに利用できるフルクラウドが導入されると、教師の働き方をはじめ、生徒、保護者にどのようなよい変化がもたらされるのか、フルクラウドが当たり前となった学校の先行事例をご紹介いただきました。「チャットを使った先生同士のコミュニケーション」「保護者からの欠席連絡を受け付けるシステム」「教室と職員室のオンライン化」「出席簿のペーパーレス化」「児童生徒の情報の共有」「一斉連絡は当然のこと、学年やPTAなどへのグループ単位での連絡」「管理職が不在でも回せる承認フロー」「修学旅行におけるクラウドのメリット」「施設や備品の予約」など、具体的な利用事例をとおして、解説していただきました。実現にあたって、どのようなセキュリティ対策がなされているのかということも重要なポイントでした。

 ご講演後のディスカッションでは、フルクラウド化について、時間がまったく足りないほど、たくさんのご意見・質問が出されました。教員の働きやすさの実現、学校のデジタル化にあたって、現場が直面する困難さ、それを解消してフルクラウド化するためにどうしたらよいかについて、阿部さんからたくさんの示唆を頂戴しました。

 阿部さん、フルクラウドがどのように教師の働き方を変え、児童生徒の学びを高めるかについて、素晴らしいご講演をありがとうございました。

(メディア教育論ゼミOG・登本洋子)

 

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