東北大学 大学院情報科学研究科

教 授 山本 悟(兼任) Prof. S. Yamamoto
准教授 滝沢 寛之 Assoc. Prof. H.Takizawa

アーキテクチャ学
研究室番号:A12
Computer Architecture

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  計算システムの性能を最大限発揮させ、超高速、低消費電力、高信頼な計算システムを実現するため以下のテーマに関する研究・教育を行っている。

(1) 高性能計算のためのプログラミングモデルと支援ツールに関する研究
  複雑化した計算システムの性能を最大限活用するためにはハードウェア構成を強く意識したアプリケーション記述が必要である。プログラマが容易に記述できて高い性能を発揮できるプログラミングモデルと支援ツールを研究している。

(2) 大規模計算システムの高効率化・高信頼化に関する研究
  高性能計算システムは大規模化・複雑化し、実行中に発生するハードウェアやソフトウェアの障害が深刻である。そのため大規模高性能計算システムの高効率化と高信頼化を研究している。

(3) ソフトウェア/ハードウェアの協調設計に関する研究
  電力あたりの性能を高めるためには、対象アプリケーションやアプリケーション分野の性能的な特性を考慮したハードウェア設計が必要である。そこで特定分野のアプリケーションに特化したハードウェアとソフトウェアの協調設計により、そのアプリケーションの高性能化と低消費電力化の両立を目指している。

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図1. 多種多様なプロセッサを適材適所で使いこなすための技術

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図2. 大規模計算システムの一部が故障してもデータを失わないためのチェックポイントリスタート(CPR)技術

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