東北大学 大学院情報科学研究科

教 授 木下 哲男 Prof. T. Kinoshita
准教授 北形 元 Assoc. Prof. G. Kitagata
助 教 笹井 一人 Assis. Prof. K. Sasai
助 教 高橋 秀幸 Assis. Prof. H. Takahashi

コミュニケーション論
研究室番号:A14
Communication Theory

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  社会の隅々まで浸透してきた多様なネットワーク環境、また、ネットワーク、センサ機器を利用して構築される様々な情報システムは、人々の日常生活や仕事を支援するだけでなく、新しいライフスタイルや社会を生み出してゆく上で重要な役割を担うシステムとして期待されている。人々にとって身近で、扱い易く、また、有能なパートナーとして、人々と互いに協力・連携しながら、人々によるコミュニケーションや創造的な活動を能動的に支援する知的システムの構築が重要な課題である。本研究室では、人々とシステムがメンバとなって活動する情報環境をサイバー社会と呼び、サイバー社会を支える情報基盤のコンセプトとしてサイバーウェアの概念を提案し、人々と知的システムの協働に立脚したサイバー社会を支える新しい情報基盤や知識型ソフトウェア、知的コミュニケーション環境の実現に向けた基礎から応用に至る研究に取り組んでいる。また、発展型エージェント、分散環境上で自律的に動作するエージェント群を組み合わせたマルチエージェントシステムを利用した応用システムとして、可搬型情報端末のサービス管理支援、知識型ネットワーク運用管理支援、地域向きサービスにおけるセキュアな個人化支援、利用者指向の情報提供支援、分散型電力網における需給制御支援、協働作業支援、Internet of Things (IoT)機器の連携による生活支援などの実現を目指している。

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図1. 能動的情報資源による利用者指向情報提供システム

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図2. マルチエージェントによるIoTデバイスの連携

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