篠原教授の研究室が
RoboCup 2007 世界大会において2部門で入賞しました
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7月3日(火)〜7月8日(日)の6日間,米国
アトランタで行われたRoboCup 2007 世界
大会において,東北大学と九州大学の合同
チームJolly Pochieが出場し,ロボカップ
サッカー・4足リーグのチャレンジ競技部門で
第2位,ロボカップサッカー・マイクロソフト
サッカーチャレンジで第3位に入賞しました.
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4足リーグの試合の様子 |
ロボカップサッカー・4足リーグでは世界から24のチームが選抜され,SONY製のエンターテインメント
ロボットAIBOを用い,ソフトウェア面での技術力をロボットによる自律動作によって行われるサッカー
競技を通して競い合いました.Jolly Pochieチームは2003年から連続出場しています.
今大会では,予選リーグを突破し,4足リーグに出場した日本チームとしては唯一つのベスト8に入り
ました.決勝トーナメントでは残念ながら勝利を得ることができませんでしたが,決勝トーナメントと並行
して進められた技術力を競い合うテクニカルチャレンジ競技において第2位となりました.
さらに,マイクロソフトのロボティクススタジオを用いたサッカーチャレンジ競技において第3位となりま
した.マイクロソフトサッカーチャレンジは,シミュレータ環境において仮想的な4足ロボットを2体ずつ
用いるサッカー競技です.シミュレータ内のロボットは実機を元にしたもので,シミュレータ用のプログ
ラムをそのまま実機で動作させることも可能です.本競技は今年が初めてということもあり,短期間
での開発となりましたが,4足ロボットリーグでの経験を生かし,入賞を果たすことができました.
両部門を通じ,高速で正確な画像処理,安定した自己位置同定,複数のロボットによる協調動作など,
高度な技術力を示すことができました.
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表彰台に上がるJolly Pochieのメンバー
(左から,大崎,奥山,小林,石野助教,平馬,
Sugimoto,篠原教授) |
マイクロソフトサッカーチャレンジの
トロフィー |
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