社会現象,自然現象を対象にした決定論的及び確率論的な統計数理モデル,経済活動,自然成長を通した予測モデル,更には最適化による制御モデルの構築を中心に,フィールドワークを通して循環型社会経済システムにおける持続的資源管理に関わる研究を行っている.具体的な研究テーマは,持続的森林資源管理におけるリスク評価モデルの構築・経済分析などである(図2).(吉本)
複雑で多様な実データの解析、巨大データのリアルタイム処理等に対して、神経システムに注目して研究を行っている。特に時空間で生起するイベントの同定は生物の基本的信号処理機能であると考え、弱デンキウオ、メンフクロウ、ヒゲコウモリ等の神経行動学の知見に基づいた方法論の研究を行っている。さらに応用研究として、タンカーによる液化天然ガスの安全輸送のため、非接触で正確な液面測定を実現する研究を行っている。(瀧澤)
データ主導のアプローチでの時空間解析に関する方法論の研究を行っており,主な研究対象は神経データである。最近の技術の進歩により高い時間、空間解像度での計測が可能となっているが,極めてS/N比が低いデータから有意な生体賦活を検出するための統計解析法が必要である。現在は,そのための統計的時系列解析モデルの構築(図1)や部位間の機能的結合性を定量化する因果モデルに関する研究を行っている。(三分一)
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