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「第49回情報科学談話会」開催のご案内
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日 時: | 平成25年1月31日(木) 午後5:00より |
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場 所: | 情報科学研究科棟2階・大講義室 |
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話題提供者: | 長野 明子 准教授 (人間社会情報科学専攻 人間情報学講座 言語テキスト解析論分野) |
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話 題: | 言語の単位:単語はどのような単位か? |
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概 要: | 今回の談話会では、言語データを記述したり分析したりする際に基本となる、言語単位の問題について考えてみたいと思います。意味と音が結びつく最少の単位は形態素であるといわれます。そして形態素を一定の規則に従って連辞的に組み合わせると、句や文という、より複雑な意味と音のペアリングができるというわけです。それでは、私たちが日常的に単語と呼ぶものは、いったいどのような存在といえるでしょうか。語は、形態素の一種でしょうか。語がどのような単位であるかをできる限り具体的に考えるため、次のようなことをとりあげる予定です。1.欧米諸語とアジア諸語における等位関係の表示法の違い、2.日本語の漢字からわかること、3.言語の単位と人間社会の単位との間のアナロジーは(どこまで)可能か。3は説明のために採用する方策ですが、生成文法理論でいわれる言語の自律性について考える機会にもなるように思います。 |