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「第35回情報科学談話会」開催のご案内
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日 時: | 平成21年7月16日(木) 午後5:30より | |
場 所: | 情報科学研究科棟2階・大講義室 | |
話題提供者: | 曽 道智 教授 (人間社会情報科学専攻 都市社会経済システム分析分野) | |
話 題: | コンフリクト解消の数理的な手法 | |
概 要: | 情報学は文系学問と理系学問の接点として広く認識されている。今回はその文理融合の1例として、社会科学によく出てくる話題---コンフリクト解消を数理的な手法によって取り扱うことを紹介する。
仲裁に関して、まずゲーム理論を用いて1966年に提案されたFinal-Offer Arbitrationの問題点を取り上げる。それをうまく解決したAFOA仲裁方法が2003年に提案された。経済学の実験を行った結果もAFOAを支持している。これから現実社会の紛争への適用を期待している。 有限な資源を当事者の間に公平に配分することも考える。まず、さまざまな公平さの概念を厳密に定義する。それを実現できるメカニズムの研究を紹介する。この種の研究は謎を解くようなもので、数学者の才能を必要としている。 |