東北大学 大学院情報科学研究科


「第31回情報科学談話会」開催のご案内

研究室の学生諸君等、お誘いあわせのうえ、ぜひご出席ください

談話会ポスター(宣伝用に使用してください)(pdf)
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日    時: 平成20年11月27日(木) 午後5:30より
場    所: 情報科学研究科棟2階・大講義室
話題提供者: 青木 輝勝 准教授 (システム情報科学専攻 情報コンテンツ学分野)
話    題: 次世代CGM/UGC時代に向けたコンテンツ創生/配信技術の現状と今後
概    要:  近年、ホームページやブログなどの手段を用いてインターネット上で情報発信する人が急激に増加している。従来マスメディアからの情報を一方的に受信するだけの状態であったことを考えるとこのようなCGM/UGC(Consumer GeneratedMedia / User Generated Content)という新しいコンテンツジャンルを切り開いたインターネット技術の恩恵はきわめて大きい。また、CGM/UGCが商業的にも強い意味を持つことが明らかになり、Web2.0時代の中核を担うコンテンツとして、さらなる成長ならびに新しい文化としての成熟が期待されている。しかしながら、現在のCGM/UGCはそのほとんどが文字や写真に限られていることに加え、道徳性や著作権違反など様々な問題も包含しており、「新しい文化」と呼ぶにはあまりにも未成熟な状況である。本発表では、健全な次世代CGM/UGC文化を築くものとして近年注目を集めているSTA(Scenario to Anime)技術に着目し、発表者が開発しているDMD(Digital Movie Director)を中心にコンテンツ創生/配信技術の動向を概説する。
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