日 時: 平成17年10月27日(木) 午後5時30分〜午後7時30分頃 場 所: 情報科学研究科棟2階 大講義室 参 加 者: 約50名 話 題: ロボカップサッカー4足リーグへの挑戦 話題提供者: 篠原 歩 教授 (システム情報科学専攻 知能システム科学分野) 概 要: ロボカップサッカーは、状況を瞬時に判断しながらチームで連携してサッカープレイを 行う自律移動ロボットの開発を競技会形式で競うものであり、1997年から毎年世界 大会も行われている。用いるロボットの規格によって、中型リーグ、小型リーグ、 シミュレーションリーグなどがあるが、我々の研究グループでは3年前から「4足 ロボット」リーグに取り組んでいる。このリーグでは、市販の犬型エンターテインメント・ ロボットAIBOをハードウェアの改造なしで使うため、純粋にソフトウェアの優劣が勝敗 を左右する。 強いプログラムを開発するためには、画像処理、ロボット制御、プラン ニング、機械学習、分散協調処理など、さまざまな研究分野に関連した技術が総合 的に必要になる。本講演では、我々の取り組みの現状と課題、今後の展望などに ついて、ムービーなどを交えながら紹介されました。