日 時: 平成17年7月26日(火) 午後5時30分〜午後7時頃 場 所: 情報科学研究科棟2階 大講義室 参 加 者: 約50名 話 題: スーパーコンピュータにまつわるいくつかの誤信と落とし穴 話題提供者: 小林 広明 教授 (情報基礎科学専攻 超高速情報処理論) 概 要: 1976年にクレイが世界初のスーパーコンピュータCray-1を世に出して以来、 そのピーク性能はMooreの法則を上回るペースで上昇し、2010年頃にはペタ フロップススーパーコンピュータの誕生が期待されている。同時に、ベクトル化、 並列化、コモディティ化、さらにはグリット化等のスーパーコンピュータを取り巻く 技術の多様化により、スーパーコンピュータの構成方式は大きく様変わり している。 談話会では、スーパーコンピュータの評価指標として国際的に用いられる top500とHPCCでのデータを元に、スーパーコンピュータの構成方式、および 性能にまつわる誤信とそれによって導かれる落し穴について紹介されました。