西森秀稔教授が公益財団法人NEC C&C財団のC&C賞を受賞

 

本研究科 応用情報科学専攻 物理フラクチュオマティクス論分野の西森秀稔教授が、公益財団法人NEC C&C財団のC&C賞を受賞することが決定しました。
同賞は、情報処理技術、通信技術、電子デバイス技術、およびこれらの融合する技術分野の開拓または研究、あるいはこの分野の進歩がもたらす社会科学的研究活動に関し、顕著な貢献があった研究者に贈られる賞です。
原則として毎年2件以内に授与され、1985年の設立以降、67グループ、110名が受賞されています。
授賞式は、11月28日(水)ANAインターンコンチネンタル東京にて行われ、賞状、賞牌、賞金(1件あたり1千万円)が授与されます。

 

 

西森教授は、量子アニーリングの提唱と同概念に基づく計算機創出の基礎となったランダムスピン系の研究に関する功績が顕著であり、その成果は世界的にも注目され、D-Wave社による量子アニーリングマシンの開発につながりました。
本学では東京工業大学との間で、量子コンピューティング等の研究における連携協定を締結しております。
その下で、情報科学研究科では、クロスアポイントメント制度を活用し、10月1日付けで西森先生を教授として採用しました。
これにより、本分野の研究をさらに推進していきます。

 

関連URL

公益財団法人NEC C&C財団 2018年度C&C賞受賞者
http://www.candc.or.jp/kensyo/2018/2018_prize_cc.html

 

問合せ先

情報科学研究科 広報室
TEL: 022-795-4529
E-Mail: koho@is.tohoku.ac.jp