先進的計算システム論 [理化学研究所]

情報基礎科学専攻

先進的計算システム論 [理化学研究所] A19 Advanced Computing Systems

  • 佐野 健太郎 客員教授 (Prof. Kentaro Sano)
  • 松葉 浩也 客員准教授 (Assoc. Prof. Hiroya Matsuba)
研究キーワード計算システム、ポストムーア時代、アーキテクチャ、システムソフトウェア

ポストムーア時代の先進的高性能計算システムを追求

 先進的計算システム論講座では、ムーアの法則が限界を迎え半導体の微細化が困難となっていくポストムーア時代を見据え、ハードウェアとソフトウェアの両方に関して、原理・方式・実装を追求して計算システムの性能や利便性を継続的に向上させていくための研究を行っています。ハードウェア分野では、現在の最先端の高性能計算機であるスーパーコンピュータ「富岳」を出発点として、半導体、パッケージング技術、通信技術等に関して今後向上が可能なものと困難なものを調査しながら、従来の方式にとらわれないポストムーア時代に適した計算原理や計算機アーキテクチャを探求します。
 ソフトウェア分野では、新しい計算原理や計算機アーキテクチャから成る先進的計算機システムを活用するソフトウェアの開発方法を探求します。あらゆる処理を単一アーキテクチャの計算機で実行する現在のコンピュータとは異なり、先進的計算システムでは、処理に応じて適切なアーキテクチャの計算資源を割り当てる必要があります。この割り当てを自動化し、生産性の高いプログラムの作成環境を提供するためのプログラミングフレームワークおよび実行機構を研究します。