高性能計算論

情報基礎科学専攻

高性能計算論 A15 High Performance Computing

  • 滝沢 寛之 教授 (Prof. Hiroyuki Takizawa)      
研究キーワード高性能計算、システムソフトウェア、プログラム高速化技術、機械学習

将来のスーパーコンピューティング技術を創造する

将来のスーパーコンピュータのあり方を考えるとともに、それを最大限に活用するための高性能計算技術の確立に取り組んでいます。スーパーコンピュータを実運用し、様々な分野の共同研究を行うことで現在および将来の技術的課題を明確化し、それらの解決に向けた研究開発を行っています。
 
(1) 高生産・高性能計算のためのソフトウェア技術の確立
スーパーコンピュータの性能を引き出すためにはシステム構成を強く意識したプログラミングが必要であり、一般的なプログラマにとって難解です。このため、例えば機械学習などのデータ駆動型アプローチも駆使しつつ、プログラミング環境や実行時環境など、将来のスーパーコンピュータの利用を支援するためのシステムソフトウェア技術について広く研究しています。
 
(2) スーパーコンピュータの新しい活用方法の開拓
機械学習やビッグデータや緊急ジョブ実行など、現在のスーパーコンピュータには様々な目的での利用が求められています。このため、従来からの主目的である数値シミュレーションでの性能を損なうことなく、それ以外の多様な目的にもスーパーコンピュータを有効活用するための研究開発を行っています。 
 
(3) 次世代スーパーコンピュータの運用技術
今よりさらに大規模で複雑な将来のスーパーコンピュータの運用において、システムの利用率やスループットを高く保ちながら、耐障害性や高い電力効率を実現するための技術の確立を目指しています。