第5回 情報リテラシー連続セミナー@東北大学を開催しました

<2015.4.24>
 第5回情報リテラシー連続セミナー@東北大学は仙台市教育委員会教育指導課 主任指導主事(元 文部科学省情報教育課 専門職)の菅原弘一先生をお迎えして、4月18日に行われました。今回の題目は「文部科学省による教育情報化施策の最新動向」です。

 菅原先生は仙台市内の公立小教諭を務められた後、市教委情報担当、学力担当指導主事、教頭を歴任され、平成25年度から文部科学省情報教育課に2年間出向されていました。

 今回、菅原先生には2年間の文部科学省勤務で実感された、教育情報化についての教育政策と現場の教育実践の動きについて、両者の立場から経験されたことを踏まえてお話を頂きました。
 菅原先生によると、現在、文部科学省では教育情報化に関して「先導と普及」という2本の柱を元に施策を行っているそうです。「先導」ではこれからどのような環境でどのような学びを進めていくかの実証的な研究を、「普及」では学校単位から地域単位、そして全国展開を視野に入れた、点から面への教育政策を進めているとのことでした。

 また、地方の教育現場でも、国の施策の方針を踏まえたビジョンをしっかりと持っておくことが必要であると仰っていました。そして、機器がなかったとしても、ICTがなくてもできる協働的な課題設定や、今ある機器を最大限活かした授業設計など、段階的にICTを活用できる素地を作っていくことが大切であるとアドバイスを頂きました。

 菅原先生ありがとうございました。

(博士課程前期2年 相沢優)

窪俊一代表によるプログラムの紹介 仙台市教育委員会(元 文部科学省情報教育課) 菅原弘一先生による講演「文部科学省による教育情報化施策の最新動向」 参加者と菅原弘一先生と堀田龍也教授によるディスカッションの様子