第28回 情報リテラシー連続セミナー@東北大学を開催しました

<2018.2.28> 
 第28回情報リテラシー連続セミナー@東北大学が224日(土)に、株式会社LoiLoの取締役である杉山竜太郎さんをお迎えして行われました。今回の題目は、「思考力を育てる授業支援ソフト」です。

 杉山さんは、ゲームデザイナー等を経て、現在は株式会社LoiLoの取締役をされています。杉山さんは、子どもたちが考えるのを助けその考えを人に伝えることができる道具である「ロイロノート・スクール」(以下、ロイロノート)を開発されました。このソフトは全国の小学校や中学校、高校、大学等で活用され、2014年には日本e-Learning大賞(総務大臣賞)を受賞されています。

 セミナーでは、実際にセミナー参加者の方々がタブレットを用いてロイロノートを体験しながら進められました。(NTTドコモさんのご協力もあり、セミナーでは一人一台タブレットが貸与されました。)

 まずは、「今日期待していること」というお題で、ロイロノートの中にあるカードに書くという作業から始まりました。そのカードを先生に提出することができ、また全体に回答を共有することもできました。セミナー参加者の方々の中には「ロイロノートを使ってできることをたくさん知りたい」や「子どものどのような力を伸ばせるかを知りたい」等の回答が見られました。

 また、「最近興味のあること」のお題で、杉山さんに指名された参加者の方は「オリンピック」と回答しており(セミナーが開催された日は平昌オリンピックが開催されておりました。)、その参加者の方は「カーリング」の絵を、その参加者が使用しているタブレットで描き、その描いている過程についてリアルタイムで他の参加者の方々のタブレットに受信されていました。さらに、先生はその場で添削することもでき、その上で返却することもできるそうです。このやりとりを続けていくと、成績が上がるということが分かっているということでした。

 その他にも、ロイロノートには写真の機能もあり、自分自身を撮って自己紹介をその写真に書き、他の参加者と通信機能を使って写真を交換する場面もありました。盛り上がってしまう時は、先生が操作ロックを使用し、タブレットを操作することができないようにすることもあるそうです。

 最後に、設計思想は「CO-」であり、これは人と人が関わる、人と人を繋ぐことであり、日本語では「共創」であるということを仰っておりました。そのため、先生のコミュニティを作ることも大切にしているということでした。

 タブレットを実際に用いたアクティブ・ラーニング型のセミナーであり、参加者の方々は参加しながら学ぶことができ、とても有意義な時間になったのではないかと思います。

 杉山さん、ありがとうございました。

(博士課程前期2年 望月翔太)

窪俊一代表によるプログラムの紹介 堀田龍也教授によるセミナーの紹介 株式会社LoiLo取締役 杉山竜太郎さんによる講演「思考力を育てる授業支援ソフト」 ワークショップの様子