第12回 情報リテラシー連続セミナー@東北大学を開催しました

<2016.3.23>
 第12回情報リテラシー連続セミナー@東北大学は、北海道札幌市立発寒西小学校校長の新保元康先生をお迎えして、3月12日に行われました。今回の題目は「ICTを活かした学校経営のコツ」です。

 新保先生は札幌市立小学校や北海道教育大学附属札幌小学校に勤められ、北海道雪学習のカリキュラム化による総合的な学習の時間などの実践を積み重ねられてきました。近年は、ICTを活用した授業実践の推進及び学校経営で著名な先生です。

 新保先生は「ICTを活かした学校経営のコツ」として、大きく次の4つに分けて、経験談を交えお話してくださいました。

1) ICT導入に加えてその周辺を改善する
2) 最先端より日常の改善を目指す
3) ICT導入の目的を見失わない
4)情報の共有を徹底する

 まず、ICT以前の学習規律や、周辺環境を改善することが大事で、カーテンや実物投影機の台などを全教室で同じ環境を整えたり、机の上に出すものやノート指導を全学年で統一したりすることで、学年が変わっても児童が安心して学べる環境を作ることができるとお話されていました。

 また、校務支援システムは入れればそれだけで成果が現れる訳ではなく、それをどう使うかという+αの工夫が大事になり、校務支援システムを使うことで「足し算だけの文化」や「無駄詰め文化」といった学校のメタボ体質を改善することにもつながり、子供や保護者と向き合う時間など本当に必要なことのために時間を生むことができるとお話くださいました。

 校務支援システムの導入は、研修や会議などと合わせて改善していくという学校経営的な視点をもつことで、児童や保護者との関係改善や、危機管理、学力向上など学校の重要な役割に真価を発揮するということを学ぶことができました。

 新保先生、ありがとうございました。


(博士課程前期2年 相沢優)

窪俊一代表によるプログラムの紹介 北海道札幌市立発寒西小学校 校長 新保元康先生による講演「ICTを活かした学校経営のコツ」 講師の新保校長先生、参加者、堀田龍也副代表とのディスカッションの様子