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Alumni Association of Graduate School of Information Sciences,
Tohoku University


阿部 賢一 氏 (株式会社オオバ 総合技術研究所)
(平成8年度人間社会情報科学専攻後期課程修了)

Q.当日の感想をお聞かせください

A.当日は、学生対象の講演と考えていましたが、多くの教職員の方々にも参加していただきまして恐縮しております。私の半生と人生の転機や社会経済情勢の変化との関連を話さないと現在の自分の仕事が語れないので、半生を軸に学生にメッセージを送ったつもりです。真剣に聞いていただきまして感謝しております。

Q.在学時の思い出や記憶に残るエピソードなどをお聞かせください

A.45歳の社会人学生として、通常の業務をする傍らの学業生活でした。時間・体力・知力共に厳しい状況で、2年目に挫折しかかったときに、教授会から4年でも5年かかっても博士論文をまとめるようにとの励ましを受けました。多くの人々が支援してくれているということに感動し、一念発起し、指導教官に土曜日の個人ゼミをお願いし、4年目に何とか論文をまとめることができました。

Q.後輩に向けてのメッセージを一言お願いします

人生はそれぞれの人が築くものです。社会経済の変化やチャンスを活かすも殺すも皆さん次第です。悔いのない人生を送るように、学生のときに大まかな人生設計をしてください。
 

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