12/1(木) 第1回 人工知能学研究会の開催について 「知的情報処理の最前線:スパースモデリング vs 深層学習」

講演者 大関 真之准教授(情報科学研究科 応用情報科学専攻 物理フラクチュオマティクス論分野)
日時 2016年12月1日(木)15:30-16:30
会場 情報科学研究科 2階大講義室
概要 世界中で隆盛を極める人工知能、機械学習の発展、そのブームに乗り遅れてはいけないと慌てている人もいるかもしれない。 特に機械学習のブレークスルーとして有名な、深層学習。興味を持っている人々も多いだろう。 複雑なデータを自動的に処理したのちに予測するシステムとして顕著な成果をあげた一方で、肝心の我々人間の知見の発展にどれほど有効なのだろうか? データから本質的な部分を見える形で取り出せる技術こそが重要なのではないだろうか。 それがスパースモデリングである。数少ない本質的に重要な部分を抽出する変数選択や、少ない情報から本質的な部分を明らかにすることで、大きな情報利得を得るのに役立つ圧縮センシングなど、今後のセンシング社会におけるテクノロジーを支える根幹技術を紹介する。